古川沢 環境保全組織

組織の活動について

多面的機能支払交付金について

 農業・農村は、国土の保全、水源の涵養(かんよう)、自然環境の保全、良好な景観の形成等の多面的機能を有しており、その利益は広く国民が享受してきました。
しかしながら、近年の農村地域の過疎化、高齢化、混住化等の進行に伴う集落機能の低下により、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。また、共同活動の困難化に伴い、農用地、水路、農道等の地域資源の保全管理に対する担い手農家の負担増加も懸念されています。
農林水産省は、このような状況を鑑み、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動に支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進します。

組織の活動について

 古川沢は「自治公民館」「農事組合」「沢山団地管理組合」「地しめ唄保存会」の4つから「古川沢環境保全組織」を構成し、
地域資源の保全活動、質的向上を図る共同での活動、施設の長寿命化の為の活動を行っています。

組織の主な活動内容

自治公民館

自治公民館では、古川沢公民館周辺や古川沢地区の幹線道路、防火用水路周りの草刈り、住民が集まるふれあい広場の整備作業などを行っています。

農事組合

田畑や梨農園が多くある古川沢地区では、用排水路の点検や見回り・水路の泥上げ作業・畦道の草刈りなどを定期的に行い、水害などが起こりにくいよう自治で管理をしています。

沢山団地管理組合

山林を多く所有する古川沢地区では、山林の法面の草刈りや沈砂池などの管理も行います。また、イノシシなどの有害鳥獣駆除や電気柵の設置なども大切な作業の1つです。

地しめ唄保存会

もともと「地しめ唄」は、家を建てる際の基礎・柱の下の石を地面に固めるときに唄われていた労働歌で、古川沢地区でも戦前より家の普請の際に唄われていたものを復興し、伝承していた。現在は環境保全活動として毎年チューリップを地区の花壇で育て、近隣の保育所などに配布活動をしています。

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